侃々諤々と喧々囂々
まあよくある指摘ですが。
某師匠の新著を読んでいたら「まさに百家争鳴、侃々諤々、紛糾の極みであった」(p. 229)という表現を見つけてしまった。しかもわざわざ「かんかんがくがく」と仮名まで振ってある。ここは「喧々囂々」が正しい。侃々諤々は「歯に衣着せぬ」みたいな意味。侃々諤々はいい意味、喧々囂々は悪い意味と覚えておくといいだろう。この本とかはまさに侃々諤々な議論がされているわけだ(とかいってみるテスト)。
- 作者: 盛山和夫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/06
- メディア: 新書
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