今日の産経抄

(前略)
 産経新聞が昨年12月、被災地の神戸市のほか、東南海・南海地震津波被害が予想される和歌山県串本町大阪府の住民を対象に行った意識調査で対照的な結果が出た。
 地震に「何らかの備えをしている」のは神戸市が47%に対し、串本町は63%、また、地震保険・共済に加入している神戸市の被災者は11%だが、串本町は28%という高い加入率だった。「避難路や避難場所を確認済み」と回答したのも、串本町が神戸市や大阪府を大きく上まわった。
 この逆転結果について、大阪市立大学大学院の宮野道雄教授は「被災者は12年前に自然の猛威に触れることで、あきらめの境地に達してしまったのではないか」とも分析した。
(後略)
http://www.sankei.co.jp/ronsetsu/shucho/070117/shc070117001.htm

これから来ると予想されているところの方が防災意識が高いのは当たり前では?「あきらめの境地」って・・・。ちなみに僕は、阪神大震災のときに生まれて初めて地震なるものを体験しました。香川県で震度3くらいでしたが、これが地震というものかすげー!と大興奮したのを覚えています。つねにぐらぐら揺れている関東の人からしたらだいぶ感覚が違うでしょうね。

追記

つーか、人口150万人超の大都市(Wikipedia:神戸市)と、2万人ちょっとのド田舎(Wikipedia:串本町)をパーセントで比較してどうするのか。あほか。