青山拓央『タイムトラベルの哲学』

帯に「若干26歳」とありますが……「弱冠」ですよ(> 講談社の人)。
問いというか謎の呈示が弱いなあ。あとなんかほんとに哲学しているのは自分だけだぜ、みたいな文体がちょっと気になるかな。

  • 序章 タイムトラベルとは何か
  • 一章 「私の時間・前後の時間」
  • 二章 「向きと流れに関する対話」
  • 三章 「なぜ今だけが存在するのか」
  • 四章 「タイムトラベルと二つの今」
  • 五章 「過去の自分を殺せるか」
  • 六章 「未来の自分とは誰か」
  • 七章 「空間化とSFの破綻」
  • 八章 「アキレスと亀の遺産」
  • 九章 「タイムトラベルと同一性」
  • 十章 「それでも時は流れる」