2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

山田昌弘『希望格差社会』

希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く作者: 山田昌弘出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2004/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 115回この商品を含むブログ (248件) を見る風邪引いて寝ていると普段読まない本を手に取ることになる。 1. 不…

小谷野敦『中庸、ときどきラディカル』

中庸、ときどきラディカル―新近代主義者宣言作者: 小谷野敦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2002/09メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (11件) を見る今日は熱が出て鼻がつまっているのでエッセイみたいなのを寝ながら読む日。

ストラウス『鏡と仮面』第2章「自己評価と行為過程」

Anselm L. Strauss, 1959, Mirrors and Masks: The Search for Identity, The Free Press, Chapter Two "Self-Appraisal and the Course of Action," pp. 31-43 相互確定性と自己 危険と喪失 自己拘束と自己所有

セルズニック『TVAと草の根』結論「主導原理と解釈:要約」

Selznick, Philip, 1949, TVA and the Grass Roots, University of California Press

ナンシー関『何が何だか』

何が何だか作者: ナンシー関出版社/メーカー: 世界文化社発売日: 1997/10メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見るちょっとだけ読むつもりが全部読んでしまった。この人の単行本読むの初めてだけど面白いですね。文化評はちょっと古…

まんが

ガノン 1―十力暗殺剣 (SPコミックス)作者: 六田登,桜井和生出版社/メーカー: リイド社発売日: 2003/12/24メディア: コミックこの商品を含むブログ (1件) を見る

コイル『組織集団内の社会的過程』第3章「成員資格の決定」

Grace Longwell Coyle, 1930, Social Process in Organized Groups, Richard R. Smith, Chapter III "The Determination of Membership," pp. 64-77

トンプソン『近代組織』第9章「協働」

Victor A. Thompson, 1961, Modern Organization, Alfred A. Knopf, Chapter 9 "Co-operation," pp. 178- 1. 協働の必要 2. 命令による調整 3. 集団との同一化による調整 4. 調整と相互依存の自覚 5. 近代的管理のアプローチ 6. 近代的管理の合理化 7. 改革…

レスリスバーガー/ディクソン『管理と労働者』第24章「社会的システムとしての産業組織」

Fritz J. Roethlisberger and William J. Dickson, 1939, Management and the Worker, Harvard University Press, Chapter 24 "Industrial Organization as a Social System," pp. 551-568 「システム」とは、その各部分が互いに他の部分との間に相互依存関…

ブラウ/スコット『公式組織』第1章「序論」

Blau, Peter M. and W. Richard Scott, 1962, Formal Organizations: A Comparative Approach, Chandler, Chapter 1 "Introduction," pp. 1-26 公式組織という概念 社会的組織と公式組織 公式組織とは何かという話をする前に、社会的組織という一般的な概念…

【没原稿】「功利主義の論理(仮題)」【未完成】

部屋の片づけをしていたらプリントアウトしたものが出てきたのでHDDを探したら電子ファイルも出てきた。 今日功利主義はすこぶる評判が悪い。1970年代以降の道徳哲学ないし政治哲学がロールズの『正義の理論』に牽引され、そのロールズにとって最大の目標が…

まんが

オーバーマンキングゲイナー 1 (MFコミックス)作者: 富野由悠季,中村嘉宏出版社/メーカー: KADOKAWA(メディアファクトリー)発売日: 2002/12/01メディア: コミック クリック: 45回この商品を含むブログ (23件) を見る 佐藤史生,1984,『阿呆船』,新書館ペー…

ランズバーガー「パーソンズの組織理論」

Henry A. Landsberger, 1961, “Parsons’ Theory of Organizations,” in: Max Black (ed.), The Social Theories of Talcott Parsons: A Critical Examination, Prentice-Hall, pp. 214-249 イントロ パーソンズにとって組織理論が持つ意味 パーソンズの組織…

セイルズ「労働集団での行動とその集団を含む組織」

Leonard R. Sayles, 1957, "Work Group Behavior and the Larger Organization," in: Conrad Arensberg et al. (eds.), Research in Industrial Human Relations: A Critical Appraisal, Industrial Relations Research Association, Chapter 9, pp. 131-145…

サイモンほか『行政学』第三章「人間行動と組織」

Herbert A.Simon, Donald W. Smithburg and Victor A. Thompson, 1950, Public Administration, Alfred A. Knopf, Chapter 3 "Human Behavior and Organization" pp. 55- イントロ 組織行動を担うのは機械ではなくて人間だから、万事計画通りにはいかないよ…

エキサイト翻訳

http://www.kajisoku.com/archives/eid1173.html ↑これが激しくおもしろかったのでいろいろやってみた。 http://www.excite.co.jp/world/chinese/ にくらするーまん 卞仁は日允月はしようがなく氏を引きます ニクラスルーマン 瓦の兵は朝の群れしようがなく…

TVA

以下、Wikipedia(英語)の"Tennessee Valley Authority"の訳。 テネシー渓谷開発公社(TVA)は米国の国有企業である。創設は1933年で、大恐慌の被害が特に甚大だったテネシー渓谷流域の水運、治水、発電、肥料生産、経済開発を担うことを目的につくられた。…

まんが

暗黒神話 (ジャンプスーパーコミックス)作者: 諸星大二郎出版社/メーカー: 創美社発売日: 1988/06/10メディア: コミック購入: 3人 クリック: 81回この商品を含むブログ (31件) を見るなんか諸星大二郎の本って、心の底からは楽しめないんだよなー。面白いけ…

von Neumann-Morgenstern効用関数は基数的か?

三谷武司,2006,「von Neumann-Morgenstern効用関数は基数的か?」,盛山和夫(編),『高齢化社会の公共性に関する社会学的研究』,pp. 153-166 (PDFはこちら) 1. 基数的効用関数、序数的効用関数、NM効用関数 John C. Harsanyiは、von Neumann-Morgenst…

赤い男爵マンフレート・フォン・リヒトホーフェン

高校のとき、生徒会長をしていて、生徒総会の冊子の表紙をこの写真にしました。

まんが

宮沢賢治・漫画館 (4)作者: 松本零士,手塚治虫,高橋葉介,鈴木翁二,水野英子,林静一出版社/メーカー: 潮出版社発売日: 1996/09/20メディア: コミックこの商品を含むブログ (1件) を見る面白い企画ですね。 「グスコーブドリの伝記」(松本零士)、「やまなし…

お客様

google:編集の権限を濫用、逸脱 NHK 放送番組編集の自由 から、毎日新聞の中の人(px1.mbx.mainichi.co.jp)が来た。というかうちのエントリがトップに来ている。

『書評ソシオロゴス』2号がアップされました

http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~slogos/review/reviewindex02.html 三谷武司,「『責任と正義』の論理」,pp. 1-36 流王貴義,「理念と社会――歴史社会学の一つの方法として」,pp. 37-44 関係者の皆様、たいへんお世話になりました&たいへんお待たせしました…

障害者名義 不正に免許

知的障害者らが住民票を勝手に取得され、さらにこの住民票を使って自分名義の運転免許証を不正取得される被害が、神奈川県内で相次いでいることが7日、わかった。 (中略) 住民基本台帳法では、住民票の写しについては、不正使用が明らかな場合を除き交付…

構造の二種類の機能

ターミノロジーについてはあとで確認しないといけないが―― 他人との共在、相手が自分のことを認識していることの認識、は、社会的複雑性を過剰に発生させる。ダブコンだ。このままでは作動ができないので、これは作動が可能になるために解決されるべき問題で…

東京地裁、名誉毀損の訴えを棄却─アンパンマン事件

(略した部分を読まれることを強く推奨する。) 東京地裁、名誉毀損の訴えを棄却─アンパンマン事件 東京地裁は7日、アンパンマンさんが作家のやなせたかしさんを名誉毀損で訴えていた事件について、訴えを棄却する判決を下した。アンパンマンさん側はこれを…

社会学文献情報データベース

社会学文献情報データベースに登録した。2006年は3本。 ところで、今年からISBNが10桁から13桁に変わっていて、去年までに出た本にも13桁のISBNが割り振り直されているのだが、13桁では登録できなかった。そのうち対応が必要になるかと思う。

構造と作動の構成関係

構造と作動が構成関係にあるというが・・・ 構成関係とは、二つ一緒じゃないと不可能だよ、ということ。しかし何が不可能であるかによって、少なくとも三つの種類を区別することができそうだ。 第一に、論理的に不可能。つまり考えることができない。 第二に…

まんが

電脳なをさん (2)作者: 唐沢なをき出版社/メーカー: アスキー発売日: 1998/09メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (6件) を見るマックを愛する唐沢なをきが毎回いろんな漫画・アニメ・特撮のパロディをしながら、マイクロソフトの…

今日の余録

野球の話。全然興味ないw。が・・・ 球春 (前略) キャンプからオープン戦と、開幕が近づくにつれファンの期待も高まる。いくらチームや選手に期待しても「期待権」などと権利を振りかざさないのが野球ファンのありがたいところでもある。 http://www.main…